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遺品のデジタル化の必要性!

はじめに

令和7年2月6日の京都新聞の凡語を記載いたします。凡語を読んで感じたことを書きました。

 

年明けにスタートした戦後80年連載「巡り糸」に、読者からの反響が驚くほど多い。特に戦争遺品の行方を巡って、たくさんの便りが寄せられた幼子を残して南方に出征したお父さんからの絵はがき、満州で戦ったおじいちゃんの記録集・。「わが家の宝物を見てもらえませんか」。どれも戦争に翻弄された故人の生きた証しだ。ただ、引き取ってほしいとの申し出は、お断りしている。大切な品の保管に責任を負えないからだ家庭に眠る戦争遺品の扱いが問題になっている。博物館や資料館の収蔵庫は満杯状態で、新たな寄贈を抑制する施設も多い世代交代が進む中、遺品の来歴を語れない遺族が増えてきた。「遺品が家族の歴史から切り離されたら、誰にとって価値のある資料なのか」。連載で紹介した学芸員の指摘が、さまよう遺品の本質を言い当てる

長浜市の神社で「出征絵馬」が大量に見つかり、年末に大半を神事で焼納したところ、市民から疑問の声が上がった供養か、平和資料としての保存か。何が正しい選択なのだろう。<串ってくれてありがとう><平和を希求する世が続いてくれれば>。昔烈な時代に生きた先人たちは、両者の行いのどちらにも理解を示すのではないか。過去と現在を結ぶ糸。80年目の始まりに、思いを巡らせた。

以上(凡語より)

 

 遺品によっては、残したいが残す場所が無い、残しても次の世代に迷惑をかけるかも知れない。様々な思いが出てくると思います。その為にも、遺品をデジタルして残すのも手段の一つかと思いました。

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