空家問題②
不審火の火元になる危険
空き家は、ゴミの不法投棄をされるかっこうの場所です。
また、空き家でいちばん怖いのは火事です。
空き家が火の元になる火災が、現実に起きています。
空き家はだいたいの場合、電気のブレーカーを落としています。ですから、漏電などによって空き家そのものから火災が起きることは、まずないのが実情です。近隣の方々がもっとも心配するのは、放火や不審火なのです。
しかし、例外もあります。2年間以上、空き家の状態で、家の中の片づけができていませんでした。そこで、持ち主の方が防犯のためのセンサーを玄関あたりにつけていました。人が通るとピカッと光るものです。ということは、このお宅は2年間、ブレーカーを落とさずに電気代を払っていたということです。この場合、漏電等が火災の原因になる可能性があります。
泥棒に入られる
空き家に泥棒が入った場合、持ち主への実害はそんなにないかもしれません。
しかし心理的にはダメージを受けます。また、浮浪者の住処になったり、若者のたむろする場所になったりもする可能性も大いにあります。事件現場になったりするともった大変ですよね。心理的瑕疵物件になれば・・・・・・
さらに、近所の人々はどうでしょう?すぐ近くの家に泥棒が入ったと知って、気持ちのいいわけがありません。明らかに治安に問題があるところで暮らしたい人はいないでしょう。不気味に思い、できれば引っ越したいと思うかもしれません。
しかし、持ち家であればそういうわけにはいかないのです。