望むのは「簡素な葬送」
自分の葬儀に関するアンケート調査の結果
核家族や単身世帯が増加する中、京都新聞が「葬儀」に関する意識調査を行ったところ、自らの葬儀を身内だけの「家族葬」で行ってほしいと望む人が6割超と、「従来の形の一般葬」の1割弱を大きく上回った。葬儀を行わない「直葬」を希望する人も2割近くを占め、簡素な葬送を求める傾向、顕著になっていることが分かった。
アンケートは、双方向型報道「読者に応える」のLINE(ライン)に登録した京都府と滋賀県の在住者を中心に3月中旬に行い、1002人から回答を得た。年代は、10~40代123人▽50代246人▽60代304人▽70代263人▽80~90代66人。
「家族葬」と答えた人は661人で、「直葬」191人、「一般葬」90人だった。京都新聞は2011年にも葬儀に関するアンケートを実施している。対象人数や質問項目は今回と異なるものの、「家族葬」を希望すると答えた人は全体の2割だった。京都新聞参考(藤松奈美)
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