そもそも傘の始まりは日避け?
今日は折りたたみ傘の日だそうす。
京都新聞の凡語から紹介させて頂きます。
最近は、保険というよりも、常にに着けるお守りのような存在に近くなった。折りたたみ傘は、晴雨兼用タイプをかばんにしのばせている。強い日差しも通り雨にも安心だ。
きょうは折りたたみ傘の日。そのユニークな構造を考案したドイツのハンス・ハウプトが特許を取得した日にちなむ。戦争で足を負傷した彼は、雨の降りそうな日の外出に長傘とステッキを持たねばならず、「ポケットに入るくらい小さな傘がほしい」と考えた。
日本で試作と研究が本格化したのは戦後で、高度経済成長期に構造や素材が進化し、生産や消費が大きく伸びた。傑作だったと伝わる、植木等さんのCM「アイデアル」は、折りたたみ傘の宣伝だった。
日本の洋傘の費量は年間1億2千万から3千万本で、市場規模は世界一とされる。日傘の需要が始まる春は雨の日も多く、軽量化と頑丈さ、機能性を兼ね備えた多種多様な商品が店頭に並ぶ。
そもそも傘のはじまりは日よけだった。古代エジプトでは神像に差しかけ、ギリシャでは貴族が従者に持たせたという。18世紀頃、英国で開閉式の日傘が登場したが、雨の日にさす習慣はなかったようだ。
多雨多湿の日本だからこそ、雨傘として発達したのかもしれない。お守りとして気に入った物をできるだけ長く使い続けたい。
【参考 京都新聞 凡語 2025/3/16より】
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